2025.06.24

「NAVER CareCall」、島根県出雲市で実証へ

【写真】 左から、NAVER Cloudの金猷元(キム・ユウォン)代表、飯塚俊之・出雲市長、出雲市社会福祉協議会の渡部英二会長。

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AIを活用した高齢者の見守りを通じ、日韓のデジタル福祉連携を推進

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NAVER Cloud Japan株式会社は2025年6月23日、島根県出雲市および社会福祉法人出雲市社会福祉協議会と、AI音声モニタリング電話サービス「NAVER CareCall」の実証に関する協定を締結しました。

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本実証は、AIを活用した高齢者の見守りを通じて地域包括ケア体制を強化し、市民サービスの向上と福祉業務の効率化を図るものです。日韓国交正常化60周年を迎える中、両国が共通して直面する高齢化という社会課題に対し、デジタル技術を活用した新たな協力モデルの構築を目指します。

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高齢化と担い手不足が進む出雲市の見守りを支援

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出雲市では、総人口に占める65歳以上の割合が約30%に達しています。高齢者の見守りや生活支援に対する需要が高まる一方、福祉・介護分野ではサービスを担う人材の確保が課題となっています。

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出雲市はこれまで、デジタル技術を活用した福祉サービスの高度化を検討してきました。今回の実証では、TEAM NAVERが培ってきたAI技術とサービス運用のノウハウを活用し、持続可能で効率的な高齢者見守り体制の構築を検証します。

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AIが定期的に電話をかけ、安否と健康状態を確認

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「NAVER CareCall」は、見守りを必要とする高齢者などにAIが定期的に電話をかけ、自然な会話を通じて安否や健康状態を確認するサービスです。

会話履歴や話の前後関係を踏まえ、一人ひとりの状況に応じた自然なコミュニケーションを継続できることを特長としています。日常的な会話の機会を提供することで、高齢者の心理的な孤立感の緩和にも貢献します。

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会話内容は記録・分析され、健康状態や生活状況に注意が必要と判断される場合には担当者へ通知されます。これにより、福祉担当者が状況を迅速に把握し、必要に応じて医療機関や地域の関係機関による支援につなげることができます。韓国では、発表時点で半数を超える自治体が本サービスを導入しており、高い応答率と利用者満足度を記録しています。

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「第4回Digi田甲子園」本選に進出

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「NAVER CareCall」を活用した高齢者の見守りは、内閣官房が実施した「第4回Digi田(デジでん)甲子園」において、全国から選出されたプロジェクトの一つとして本選に進出しました。

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同大会は、地方公共団体や民間企業などがデジタル技術を活用して地域課題の解決に取り組む事例を募集し、優れた取り組みを表彰するものです。「NAVER CareCall」は、高齢者の見守りにかかる人的負担を軽減し、限られた人員でも効率的な支援を可能にする取り組みとして評価されました。

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2025年7月から実証を開始

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協定期間は、2025年6月23日から2026年3月31日までです。出雲市が設置し、出雲市社会福祉協議会が運営する地域包括支援センターの業務に「NAVER CareCall」を活用します。

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2025年7月に実証を開始し、同年9月に中間評価、2026年3月に最終評価を実施する予定です。実証を通じて、見守り業務の改善・効率化や市民サービスの向上に対する効果を検証します。

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NAVER 戦略事業代表 チェ・ソンジュ氏のコメント

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NAVERの戦略事業代表を務めるチェ・ソンジュ氏は、次のように述べています。

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「韓国の超高齢社会における課題の解決に向けて取り組んできた『NAVER CareCall』を日本に提案した背景には、共通する社会課題を抱える両国が、ともに解決策を模索していきたいという考えがあります。日韓国交正常化60周年という節目に実現した今回の協力が、両国における実践的なデジタル福祉連携のモデルになることを期待しています。AIは、技術そのものを競う段階を超え、社会課題を解決するための実効性ある手段へと発展していかなければなりません。TEAM NAVERは、その実現を支える責任あるテクノロジーパートナーとして、今後も最善を尽くしてまいります」